クリニックとはアマチュアチェリストの公開レッスン。何の曲を弾こうと、指導内容は基礎的なことが多いのですが(^_^;)、私のようなへたっぴには何度言われてもためになる(何度言われても忘れる、できない)ものです。それと同時に、今回は強く感じましたが、プロの方の指導にも個性があり、人間性が表れているなぁと思いました。
初日は、倉田澄子さんのチャーミングな指導による、バッハの無伴奏第1番のプレリュード。
最初に倉田さんからの質問。短い時間だから、あなたが一番問題だと思っていることがあればそれから。「・・・右手の移弦が・・・」私はまず第1に左手だと思う。きちっと指だけでなく腕全体で弦を押さえるように〔トルトゥリエは、ハンマーレンチのようにと言っていた〔編者注)) 力ではなくスピードね。次いで、移弦の時に弦に対して弓の角度を変えないと。弦の反発力で弓が斜めに蛇行してしまう。もう1点は、発音はあいまいに「らー」ではなく「トゥー」と言う感じでしっかり音だしをすること。以上3点を実際に試しながら指導していました。
私は1日しか時間が取れませんでしたが、でも、満足のいく
1日でした。倉田さんのきれいなボーイングと丁寧な指導に感動しました。あんな間近に見れるなんて本当に夢のようです。それに、皆さんとてもfriendlyでチェロやってて良かったです。
先生方の話を良くまとめられていて、参考になります。有難うございます。
投稿情報: 百音 | 2005-05-25 20:04