チェロのエンドピンで床を傷つけないよう、かつ、滑らないようにと言うことで、いろいろなストッパーというものを試してきた。現在は、右上の、チークで出来たチェロの形のものを使っている。これは、エンドピンを刺す穴が真鍮で出来ている。ストッパーとしての役割は十分だし、かつ、この中では一番音がよい。エンドピンを換えると音が変わるが、ストッパーもエンドピンの延長部品と思えば、納得。
普通、最初はかまぼこ板にひもをつけてストッパーにする。これが一番安全で原点?。
携帯性とか考えているうちに、「これは効く!」と言うふれこみで、色んなゴム製、シリコンゴム製などのストッパーが世に出ては消えていった。(^_^) この写真以外にもまだ2、3種類持っていた。(^_^) 製品としては他にも、木の細い棒に穴がたくさんあって両側に針金が付いていて椅子に固定するもの、ベルト式のもの等々、様々。
滑らないと言うのも最初の1〜2年くらいで、ゴムは段々劣化するし、埃がついてくると役に立たない。時々水で表面をきれいに洗うわけだが、床によってはどうにもならないのがある。チェロを傾けて弾く人はひも無しタイプでは不安だろう。
そこで、通常はひも無し、最悪はひもを付けて使うと言う、この右上のものが、現時点では最良(裏側には、DIYショップで簡単に手に入るカーペット用のイボイボの滑り止めが貼ってある。効かなくなったら貼り替えればよい)チェロの形が愛らしく、欲しくなる。(^_^) これは、ここで売っている。(うちでも扱い始めました)
その他は、使ってみると分かるが、半透明のシリコンゴムなどは、ちいさくて滑らないのはよいが、厚くて音はよろしくない。その下の小さな丸い黒いのは、現在多くの人が使っているもの、これは比較的硬質で音も悪くない。一番上にある黒いピンポン球のようなのは、エンドピンにねじで装着する仕掛け。付けたままどこにでも移動できるのはとても使い勝手がよい。しかし、私のエンドピンの先は短くて、補助のアダプターを作ってもらったが、やはり安定的にうまく装着できない(;;)
ま、本当はこんなもの使わずにどんな床でもブスブスさせれば一番良いのだが。そういう御仁も時々いるが、何の権利があって他人の家の畳や絨毯、高価な床材などに傷を付けられようか、というわけでストッパーを絶えず持って歩くのはチェリストのたしなみ。持っていないという人は、これを機会にチェロケースの中にいつも忍ばせておきましょう。
私は、チェロケースの中に、半透明のシリコンゴム製(ちいさいので。練習場所などで他の心ない?チェリストに貸すため)、それと、自分用に、右上のチーク製。家では、右端下の真鍮製を使っている。(音が良いというふれこみだが、私の楽器の場合、音がぎやんぎやんという風になって、耳につき品がよいとはいえない。まぁ、これで5000円、高いものを買ってしまったのでもったいないから(^^;)
初めまして、ジャンルはちょっと外れますが、コントラバスを趣味にしている大分のみーさんといいます。
エンドピンレストの改良に興味を持っていますが、どうすれば聴感上バランスと響きのよいエンドピンレストが出来るかを探ろうとしています。現在途上なのでHP上で発表できるには至っておりませんが、木製エンドピンと木製レストの組み合わせで、レスト本体と床の間には何をはさめば良いかというのがテーマです。
これまで色々試して来られて方向的にどうあれば良いのではないかと言うアドバイスでもあればうれしいのですけど。 どうぞよろしくお願いします。
もし興味を感じられなかったら無視してください。
http://www4.ocn.ne.jp/~t-344/
投稿情報: み | 2007-02-03 16:33
すごく探求していらっしゃいますね。
こちらをご覧下さい。きっとお役に立つと思います。
http://www.vcyoyo.ecnet.jp/
投稿情報: goshu | 2007-02-03 17:32