レッスンがなければだらだらと練習して焦点が定まらない。とりあえずレッスンがあればそれなりに弾けないところは弾けるようにとピントがあうと言うことで、レッスンで何を教わるとかは関係なく、一区切りを付けるために集中するから、その後、楽になる・・ということでしょうか。
それなら、発表会とか演奏会とかもっと大きな区切りがあれば、上達も早い理屈でしょう。やっぱり、「仕上げる」ということは特別な意味を持つのでしょう。
スポーツでも大会とかがなければレベルアップもしないだろうし・・
ただ、1人でこつこつと練習をするより効率が良い、その質も高くなると言うことでしょう。
ところで、練習曲は、シュレーダーをこのまま先に行くらしい(ドッツァウアーはやらないのかなぁ)。あんまりおもしろくない曲が多いんだけど・・・。と言うより課題のテクニックのエッセンスだけを練習したい、なんだか才能のない曲形式につきあって無駄な時間を費やすような気がする・・なんちゃって 完璧に弾けるようになってから文句言いなさい、といわれそう(^^;)
クレンゲルのコンチェルトは次回でおわりかな でしょう 多分。
コンチェルトってソナタとかと違って、演奏者のテクニックをひけらかすと言う場面が時々出てきて、だから、練習にはなると言うことでしょう。(人によっては気持ちが良くなる)オペラで、劇の内容と関係なく美声やテクニックをひけらかして音楽を中断して聴衆から喝采を受けるのをみると私など唖然とするものですが、コンチェルトにも似たような所があります。ま、これも本能のようなものか・・・
シュレーダー、つまんないですよね。やれば腕は上達するのかもしれないけど、苦痛です。ドッツァウアーと平行してやっているのだけど、最近は放棄したい気分(苦笑)。
投稿情報: まかべ | 2007-02-02 09:38
まかべさん
今何番やってますか?時々引っかかる曲がありますから、躓きやすいかも(^_^)
私は43番が終わろうとしている。でも、この後すでに終わったドッツァウアーが沢山出てきたりして、ざっと見たところ難しいのはないみたいですぐに終わりそうではあります。??
どっちにしろ練習曲って何を練習するのか明確でないと苦痛なときがありますね。
投稿情報: goshu | 2007-02-02 13:17
シュレーダー、いま39番です(途中のドッツァウアーはドッツァウアーの教本でやるからすっとばし)。先生は「人前で弾けるくらい美しい曲ですよ」と言うんですけどね・・・
投稿情報: まかべ | 2007-02-03 10:43
メロディックな曲ではないけれど和声的な変化が美しいってことですね。
でも、いきなりこれを弾くと弓が大変だぁ、辛い・・となるでしょうね。
私の考える練習法?です。一般的かどうかは知りませんが、非力な人間が頑張るためにはこうしよう、と言うことです。
まず、ビブラートはやらない。音は小さくて良い(鳴ればよい)、最初は張り切らない。弓の毛は弦に対して直角に毛を全部当てる=斜めにしない(斜めにするとしっかり弦に噛まないためちゃんと音がしないし滑ってしまって弓が足りなくなる)、そして小さな音だがしっかりとゆっくり弾く。音程は厳密にとらないと響かないので苦痛になります。
これで、最初の8小節を、ともかくも挫折しないで弾けるまで練習。これでコツが分かれば、後はどうと言うこともないでしょう。
この手の練習曲って、小さなコツが1つだけあってそれがつかめれば、なぁーんだっていうくらい簡単(^_^)
投稿情報: goshu | 2007-02-03 13:24
ご教授ありがとうございます。弓の毛を全部つけて、とは先生も言ってましたね。同じ音型が続くので、たしかに8小節くらいマスターすればあとは同じ・・となるのでしょうが、これがなかなか(汗)。がんばります〜。
投稿情報: まかべ | 2007-02-04 09:57
ちいさくてもしっかりした音を出すためには、右手の小指をバイオリンみたいに弓の上に乗せるような感じにして上から押すようにしながら弾くと、特にアップボーでは安定して有効ではないかと思います。
あと 小さい音で練習するのが良いと思います。(今使っている弦の特徴がよく分かりませんが、張りの強い弦だと弦に負けてしまうので余計そうです)そして、弓の張り具合もチェック。普通に弾いて毛が竿に当たらないギリギリに緩くする、力ではなく腕の重みと弓の張りの能力だけで弾くという感じ(これが難しいわけですが(^^;))
こういう風にこちらの非力をできる限りカバーするようにして、力を入れずに楽に小さな音で練習する。慣れてくると弓の持ち方、音出しの力を入れるタイミング、バランス、左手の準備、発音、などを手が覚えて、そうなれば、今度は段々大きくも弾けるし早くも弾ける、と思います。
練習ってただ闇雲にやるのではなく、スキーの練習でも、早く覚えるには適度な雪面の堅さ、適度な角度の斜面が、それぞれの覚えたい内容に応じてあると思います。それを自分で工夫していくことが必要だと思います。
・・と言うか、何かそう言う工夫をしないと挫折しやすいですね、大人の場合。
投稿情報: goshu | 2007-02-04 12:06