チェロの弦を新品と交換(約3万円)。弓の毛の張り替え(6800円)、指板を削り、2カ所ほどニス補修・・を終えて、4日ぶりにチェロが戻った。早速弾いてみたら、良く鳴るけどがさがさ引っかかる・・松ヤニの塗りすぎだ・・で、弦についたのを拭き取りちょっと弾いては拭き取りとやっていて、そう言えば、楽器を拭く布を洗濯していないのに気づき、早速洗濯。
驚くほど汚れていました。これでは何のために拭いているのか分かりません。弦の松ヤニを取るための布(薄いグレー)はそうでもないけど、楽器や弓を拭く布は、汗など水分が多いせいかかなりの汚れ。特に指板はいつもさらさらにしておきたいので毎日拭いたら2週間持たないでしょうね。
楽器はベストコンディション、音が伸びてビブラートも気持ちよいです。
というわけでいきなり録音してみました。楽譜無し、練習無しなので、変なのでこっそりアップ(^_^)
J.S.Bach「我が心は切なる願い」BWV727.mp3
良いですねえ。
やっぱりビブラートがきれいだなあ。
自分にとってもこの曲は思いいれのあるものになりましたが、こうやって聴くと、もともとチェロ用の曲だったかのように感じます。
ぜひ今度下をつけさせてください(笑)。
投稿情報: たこすけ | 2008-03-12 23:24
たこすけさん どうも
この曲は初めて知ったときから、他の有名曲、難曲より、一生の間にこういうのがチャンと弾けるようになりたいと思った曲です。フルニエも2度も録音しているし・・背丈に合った曲という感じですね。へったぴとしては(^^;) 後、カザルスが4回も録音した曲があります。タルティーニの協奏曲の第2楽章Largoです。これもしみじみとした名曲。いつかアップします。
それと、ビブラートのことですが、私はビブラートを意識してかけようとは思っていません。楽器の状態が良くて良く倍音が響けば、それがよく響くように良いものを伸ばすようにしたいと思うだけです。言ってみれば自然なビブラートで、これは習うより先にできるようになりました。ビブラートは教わるものではないと、後から聞きましたが、ある意味そうだと思います。機械的に無理矢理音に暴力を加えるように、手を振るだの腕を振るだの何だのとそんな事しなくても、耳を澄まして素朴に自然に切に願えばいずれ成就する、やがて卵が孵るようにひたすら体全体で卵を温め続ける・・そう言うことがありますね。それが10年かかるか20年かかるか知りませんけど(^_^)
投稿情報: goshu | 2008-03-13 07:18