久しぶりにケースから取り出してみたら、なんだかほこりっぽい感じなので、丁寧に布で拭き、天気はよいし、日陰で少し風に当ててみた。この姿と色が気に入って買った古いイタリアのチェロ。少しふくらみがありその分細身のいわゆるスレンダーチェロ?体にフィットし、ネックも細身で弾きやすい。いつまでも艶があってなんだかすっかりなじんでいる。もっと健康な良いチェロが欲しいと思いつつ真剣に考えたことはない。
弾いてみたけど、うまく鳴りません。つまらない音しかしない。音階練習していたら左半身が痛くなってきた。まだ無理みたい。日常のことは問題ないと医者に言われたけどチェロを弾くってけっこう体に無理がかかるみたい。特に左手。左半身が具合が悪いのに・やっぱり無理だった。病気がぶり返してはいけないので、ここで休憩。楽器弾くのでも健康じゃなくちゃ・・・。こっちのリハビリも1週間くらいかかりそう。
ふと思うと、80歳になってもまだチェロが弾けるように気がしているけど、それは怪しいのだろう。Not too lateと言う言い方があるが、それは慰めでしかない。老後対策は早すぎる事はない。日頃の健康管理。
私が思うに、遅くても大丈夫などと言うことは世の中にほとんどない。では、遅いからもう駄目なのかというと、駄目だと思うならやめたらよい、そんな程度の情熱では無理だ。駄目だと思ってもやっぱりやりたいと思うなら、それならできる、それなりの方法も考え方も助けてくれる仲間もいる。できるかどうかではなく、やりたいかどうかと言うことが肝心。こんな面倒な言い方をしなくても昔の人は端的にこういった「なせばなる」
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