夏の夜のコンサート

今夜はゴーシュホールで、美野春樹 Jazz Trioのコンサート。超満員です。

　しかし、この２、３日の暑さは異常です。今日はこの山中湖でも32℃ありました。それでも風が吹けば日陰は涼しく、朝は気持ちよいのですが・・
「魔法使いサリー」の作曲で名高い美野さん、編曲や演奏でも引っ張りだこの忙しさですが、実に腰の低い方です。今回は、ハーモニカの崎元譲さんの夏期セミナー20周年を記念しての特別出演です。20 年なんてあっという間ですね。お互いあと10年はがんばりましょう、と言われているのですが、10年は長いからあと５年は頑張ることに・・・あと5年間というのが一番危険な年代です。それを超えれば長生きする可能性が高いとか。

翌朝、20周年記念トートバックをいただきました。

セミナー前班終了、今日から後班２泊。松江、仙台など全国から年に１度集まって来られる熱心な方々。（ま、私だってその立場なら同じことをやるでしょうけど。）
朝、崎元さんいわく「美野さんは５年後にまた来るそうです」「そう・・それまであるかどうか」「いやいや、あと10年頑張りましょう」「・・・」この、２、３年こればっかり(^^)

　そろそろ怪しげな年代に入っているせいか、幹事役の某大手企業の取締役のKさんからも、いつもは穏やかな方の目が怖くなって「勝手に止める訳には行きませんからね」などと脅されている。今回も、昨年、夜救急車で運ばれた90過ぎのおばあさんも懲りずに来られるとか。周りも止めただろうと思われるが、やってくる。それを聴いた80過ぎのおじいさんが、「そりゃ、ここで死ねたら本望だよな」と不気味な独り言。勘弁してくださいよ、それだけは。何しろ、数年前になくなったメンバーの葬儀に出たら、写真がいっぱい飾ってあって、そのほとんどがペンセロのでセミナーの様子だったと言う。それくらい楽しみにしている方がたくさんいると言う訳だ。うちは、ただ場所を提供しているに過ぎないが、過ぎないといっても重要な役割を担っている、とは言える。困るんだな、これが。場所さえあればこうるさい私なんかはいない方が良いと思っているのだが・・。

Comments

[投稿情報: yoshi]

> ここで死ねたら本望
笑いました(^^;) しかしgoshuさんのところ、夏はこうした（ひとりひとりには思い出の）イベントが目白押しでしょうね。
こう大勢のかたが来るときってみなさん車で来るんですか？もともと森だけど駐車スペースも大変だろうなと思ったので。
そういえば来月には倉田先生のマスタークラスがあるんですよね？きっと賑わうんでしょうね。

[投稿情報: goshu]

　yoshiさん　こんにちは
　車は３、４台ですね。駐車場はうちは９台だけど、前と隣の別荘が使ってよいことになっているので、まず大丈夫。
　この４日間は、音大受験やコンクール出場者のためのVn特訓というので、朝から晩までやっていますが、みんなさすがに上手なので問題？ありません。
　ハーモニカも想像しているより遥かに本格的でただメロディふいて嬉しいと言うレベルではないんです。非常に音楽的に高度なレッスンだし、取り組みをしていらっしゃる。で、ハーモニカ人口は増えているし、他のクラシック楽器をやっている人がやり始めている、とのこと。新曲も作られている（チェロの場合でも新曲が作られると言うのが大事な点）
　で、チェロでもそうですが、そういう動きのときには、「どうせ○○な楽器」「たかが○○」・・ではなく、その楽器の可能性を広げ、音楽性を高める画期的な演奏家がいる訳です。それが超一流のプロ。
　人のことはいいから、早くチェロが弾ける体になりたい・・