若林暢(のぶ)とエイランドアンサンブル
「神童たちの伝説」
2009年2月18日(水)
開演7:00PM
浜離宮朝日ホール
メンデルスゾーン(生誕200年):ヴァイオリン協奏曲ニ短調
モーツァルト:ヴァイオリン協奏曲第5番イ長調「トルコ風」
シューベルト:弦楽四重奏曲ニ短調「死と乙女」(弦楽合奏版)
チケットの申し込みは、浜離宮朝日ホールチケットセンター03-3267-9990 すぐ売り切れになるようなので、聴きたい方は早めに。
私たちも聴きに行く予定です。
夏と冬にP.セロにおいでになる若林先生とそのお弟子さんたちのアンサンブル。人柄・音楽性ともに魅力的で生徒たちから恐れられながらも慕われている芸術家。主にヨーロッパを中心に活動していて、現在は芸大でも教えている。
生徒さんに、何を叱られるの?と聞くと、多少間違えても(といっても音程が悪いとレッスンしてもらえず1時間音階練習をしてから出直してこいとか言われるらしい。ソナタの場合は、必ずピアノ譜も持っていないと怒られるとか色々あるが)なにより「音楽を楽しみなさい」と。一番怒られるのは、何の気もない演奏をした時、烈火の如く怒られるらしい。聞くだに恐ろしそうなのでレッスンは見たことがないが(^^;;、間接的に知った範囲でもともかくレッスンは厳しく、親子で泣いていたりする光景を見ることも・・。しかし、その権威は絶対的。最後の晩に食事をしながら1人1人に講評が述べられるが、食事中とは思えない(^^;; 遠慮会釈などない厳しい指導がある。でも、最後にいつも先生からみんなへのプレゼントで大きなケーキが振る舞われる。
生徒たちは毎年成長する。音楽は聴いていないが、その姿勢が良くなっている。礼儀正しく、ハキハキしている。(だらだらしている人で良い演奏をする人はいない)立ち居振る舞いと少し音を聴いたら分かる違いがある。
すばらしい生徒たちの演奏を聴きたい方は、7/31午前11:30位からバッハの無伴奏、8/1午後4時半頃からピアノ伴奏入りの曲、ゴーシュホールで、4日間の集中レッスンの締めくくりのコンサートがあります。サンサーンスの「序奏とロンドカプリチオーソ」(今も2階から聴こえてくるのですが、すばらしい音色で歌っています。思わず仕事の手が止まります)とかシベリウスとか・・
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