チェロ合宿があっという間に終わってしまいました。それとは別に、合宿の前々日は湘南地方でチェロアンサンブルの会があり、その時の「レリジオーソ」を録音して、「へたっぴの演奏」にアップしました。
過去何回か練習風景を録音していますが、今回は、自分なりに楽に弾く事を心がけました。私は、トップを弾くと言う性格ではないので(セカンドを弾くのが性に合っている)仕方なく無理にトップを弾くとつい引っ張らなくちゃと思って力んでしまいます。ですが、この時は、もう何回も練習して良く知っている曲だし、他のメンバーを信頼して、力まずに弾きたいように弾いてみました。過度に感傷的になったりロマンチックに弾かずになるべく穏やかで暖かい音色を心がけてみました。晩年はこう過ごしたい・・?? 現時点ではまぁまぁの仕上がり。
それにしても歳をとると情けない事というべきか次第に元気がなくなってこうであるべきだとか理屈より、どういう気分かと言う事が大切になってきます。「気分」というのは、世界をどのように感じ、どのような姿勢で受け止めどのように応答するか、世界の中でどのような存在であるか・・と言うような事と言えば良いでしょうか。多分、お分かりの方はお分かりでしょうが。What's a wonderful world! と言う歌もありますね。
考えてみると、こういう風に弾かなくては、こう弾いて欲しい、そうじゃなくてこうして欲しい、・・とかってイライラ?するような状態では良い演奏は出来ません。でも、何度も何度もやっていれば、気持ちも合って来て、そうなると1番を弾いても楽になります。というか、1番を楽にしてあげるのも他のパートの役割かも。
しかし、話が戻って(^^)、合宿を主宰するのは私の性分に合いません。大体忙しすぎて精神的にゆとりがありません。誰か他の人にやって欲しいなぁ・・お客さんの立場で遊びたいなぁ・・といつも思うのでありました(^^)
考えれば、中学の時から、部活でも仕事の会でも、私はずっとマネージャーをやったり事務局長と言うポストに何故か落ち着いてしまうのです。会長とかってのは一度もやってません。だいたい「挨拶」とかいうのが苦手です。表に出ないで裏ですべてを取り仕切ると言うのが好きなんですね。
チェロアンサンブルなら黙って2番が最高。まぁ、どのパートも重要だから、それぞれに楽しみがありますが・・。
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