昔のブログを読んでいたら、なかなか良いこと言ってる(^^)
「たとえ、初心者であっても最初から立派な演奏を心がけよう。へたっぴなのは、難しい曲になってへたっぴなのでなく、最初から、と言うか最初がへたっぴなのだ。」
数年ぶりにレッスンを受け始め、まじめに基礎からやり直している最中は色々考えながらやっているってこと。どうも近頃気合いが抜けてるのか・・これでは元の木阿弥になってしまうぞ。
(追記)2日間、コンチェルテイーノ1楽章と2楽章を練習した後でブラームスを弾いてみると、これが結構ちゃんと弾けるようになってきました。音域的にも同じだし、クレンゲルの2楽章なんかブラームスの第1楽章のシンプルなメロディをたっぷりと歌うのと同じなんだけど、子供学生向けに書かれたエチュードは音程感がはっきりしていて弾きやすく、ブラームスは大人の音楽だから同じ音を弾くのでもメンタル的にかき乱されて音がとりにくくなる? 勿論それはほとんど言い訳で、基礎がぐずぐずだからだ。ともかく、ときどき基礎に帰らないと・・・。戻ると言ってもちょっとやれば良い。
だけど、コンチェルテイーノは良い曲で、基礎の練習にとても良い。2楽章はボーイングの練習に最適。私は、アップボーで低音からレガートで上行する部分、右ヒジを下げて肘が先行してたっぷり鳴らす事はこの曲で出来るようになってきました。上手なボーイングをやればたっぷり深々と鳴るし、そうでなければつまらない曲になると言うのがはっきりしている。だから、うまくいったかどうかすぐ分かる。これでボーイングのこつ(少なくとも低音をアップボーで弾く場合)が1つ分かる。(1つだけじゃ駄目だけど、何も分かんないままずっとチェロを弾き続けるのは悲しい)
覚えなければならない事の数と深さを考えると、私なんかまだまだ初級のへたっぴ。
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