初期からのマックユーザーで大谷さんの事を知らない人はいない。自称マックエバンジェリストとしてマック関連の多くの著作を持つ。
楽しい夢を見ましょう、という事でお話は終わりだが、Apple ceoジョブスの事、アフリカマサイ族の話、携帯に待つわる様々なデータ、などなどどれも興味深かった。
本筋とは関係なく印象的だった話として、ホンダの創業者本田宗一郎が生前1度だけソニーで行った講演の一部をビデオ披露、ベランメェ調の宗一郎氏が、将棋の話をしていた。「私は王様なしでいっぺん将棋をしてみたいと思ってるんですよ。あれさえなければ安心してやれる・・ある将棋指しから歩は素晴らしいものだと言われた、自分は金になれるが相手にとられてもただの歩だ、こんな合理性のあるものはない。これをうまく使うものが名人だ、とこういわれたんです。・・・・お前に三段をやると言われた。ただし1つだけ条件がある、絶対に他人とやらんという(笑)・・」
何を語っているかというと、相手なんか関係ない、自分だけの世界を作り、それを磨いてそこに人を引き入れる、自分の土俵の中だけで仕事を作る、そういう企業理念、と言う事だ。Apple社はこれ。
本題とは関係ないけれど、近頃と言うか大分前から、小中学校からコンピューター教育をするとかやっているが、そんな必要があるか疑問だ、と。これも全く同感。大体、私だって37歳くらいで初めてコンピューターなるものに触った。が、1年もしないうちに完璧に使いこなした。小さい頃からやらないと身に付かないなんてものではない。小中学校時代は、もっと手作業で覚えなくてはいけない事、頭を職人のように使う事を学んだ方が良い。コンピューターに弱い大人が小さい頃からやれば良いだろうと勝手に想像しただけの発想だろう。
と、関係ない話はさておき、昔からの幼なじみとあったような雰囲気で、会場は非常に友好的でした。ジョブスは偉大だなぁ・・。
>子供のころにはもっと手を使った・・・
そうです、おっしゃる通りです!!拍手!
小学校でもネットも使っていい調べものをする宿題が出ます。
〈色んな人に聞いたり、図書館や、ネットで・・・〉というと子供は親が禁止しないかぎり、ネット検索をえらびます。
若い先生はネットで調べる、そのお手軽さに疑問をもたなかったりします。
でも、心ある方、例えばヴァイオリン製作マイスターの佐々木朗氏等はインターネット調査学習の危険に気付かれていてブログに書かれています。
子供達はコンパスを使うのさえ下手になってきています。手首がクルンとまわらないのです。
この流れをただ漠然と眺めていてはいけないと思うのですが・・・。
突然の書き込み失礼いたしました。
投稿情報: 通りすがりですが・・・ | 2009-07-01 18:00