この所レッスンに行く途中町田の讃岐うどん店「かいと」と言う所に立ち寄って昼食をとるのが楽しみ。2回続けて「海鮮かき揚げぶっかけうどん」。それはともかく、今日も相変わらずブラームスのソナタの第2、3楽章。
通して弾いた後、珍しく「よく練習したのがわかりますね。テンポもリズムも良いです。」と褒められた。「・・ただ、そこまでお弾きになるなら・・音程をちょっと」あちゃぁ!急に上に飛ぶ音とりとかでなく、出だしの「ミラ〜シドシ」のラ、D線第4ポジションの1の指、チョウカンタンの音が少し低いと。全然気がついていなかった。もっと注意深く弾かないと。もう一カ所、A線第4ポジションの4の指ソ、これも低い。あらら 絶望的になる所だが(^^)、あぁ、こうか、前から言われている腕の形をちょっと気をつければすぐ修正できる、というか長い間の癖はなかなか油断するともとに戻るということ。
2楽章のトリオの部分、スラーの長さは色々あるがそれぞれ全弓で弾く事、緩急、強弱に気をつけてもっと自由に。「調弦している時のように素晴らしい音で(^^)」
次は、3楽章、先生がピアノパートをチェロで合わせてくれたのは良いが、一人で弾くのと違って気が落ち着かないので、2、3カ所、編曲してしまった(^^;; ごりごり弾く所とレガートの部分との対比をつけること。三連符の出だしをしっかり弓で弦を引っ掛けてはっきり音を出す事。そうすればテンポが安定する(滑らない)。なるほど。
シューマンの「アダージョとアレグロ」 このアダージョは音程が難しい、なので、ゆっくりと一緒に最後まで弾く。まぁまぁ、か。
アレグロは最初の部分だけ、A線で素早く上下する、楽器を弾くのは機敏さが必要、と。「脳がいかれてきてるから年寄りには難しい」などというも、言い訳にしか聞かれない、ま、本当はやれば出来るはず。そのかわり、歳をとったら毎日やらないと出来なくなる、これが若い時と違う点。しばし、老人談義(^^) 津軽三味線の要領だが、老人が弾いてるしな・・
次回は、シューマン中心にやる事に。また、何か弾きたい曲は他にないですか?と聞かれる。たびたびそう聞かれるのだが、「足利事件」の取り調べように「本当のことを言え!」と追い込まれるようなものか・・(^^)、本当にやってない、じゃない、やりたい曲は今のところこのシューマンで・・
これを是非弾きたいとか憧れる曲は昔はあったが今は特に浮かばない。どんな曲を弾くかではなく、どんな風に弾くかが問題、と言うか、名曲ばかり弾いた気になる事に懐疑的(かつて、そうやっていて楽しい気もしたがちっとも上手にならなかった(^^;; それは基本が分かっていなかったし基本の大切さも分かっていなかったから。そもそもチェロを始めた時から、チェロで遊ぶというより、一種の修行の道具という意識が強いからか・・。
コメント