イベントで疲れたなどと言っている暇はありません。今日も「海鮮かき揚げぶっかけうどん」を途中で食べてからレッスンに。シューマンの「アダージョとアレグロ」音程を中心にチェックしてもらう。アダージョは美しいが音程が難しい。指の形が悪い(2の指を中心に!)、下がる時肘が上がり気味になるのでそれで狂う、など自分では気がつかない癖・・
昔なら、そんなことをチェックしていると、もう駄目だ、やめた方がよい、絶望的・・となる所だが、この歳になって気がついたのは、分かっていて気をつけさえすれば必ず直る、必ず上手になる。いい加減に褒められたり自己満足したりせず厳しくチェックする方がよい、努力は必ず報われる、という事。
何より正しく弾けば、美しい音楽になるのだから。
「4小節目のこの長い音符のesが美しい響きにならないんですけど・・どうしてこうつまらない音になるのか・・」
ppだけど最初の音をしっかりとそしてビブラート、ビブラートが分かるような大きなビブラートでなく細かくきれいに、最後の1拍目のesは次の高いFへの準備・・・
ただ漫然と鳴らしていても美しくは聴こえない。やっぱり音は命、生きた音を出すという事が肝心か・・・生きているという事は「持続」=レガート、これが大切ですね。
余計なことはともかく(^^;;、アレグロは、練習不足なので、ゆっくりと確かめながら半分くらいまで。
出だしの所(三連符の3番目のアップボー)は、機敏に弓を返す。そのためには、腕ではなく指を使うこと。アップボーは小指でフロッグを押し出すように(これが出来ない)。先ずは開放弦で練習。左指のポジション移動も弦の上を滑らすように素早く、空中を漂っている暇はないから。
大体どの曲も出だしの2小節位がちゃんと弾ければ後は同じ。音の響き、音程感、リズムなど、最初で決まる感じ。練習時間の節約のためには、冒頭を体が覚えるまで繰り返す方がよいみたい。
一応レッスンは終わり、ちょっとこれを弾いてと 今度倉田先生とやることになっているというクンマーのデュエットのファーストを弾かされる。初見だが、何とか全楽章弾けた。冷や汗。以上約1時間半のレッスン。
次は秋ですね、と言われるが、いや、今月中にもう1度、仕上げて来ます、と大見得を切る。
はじめまして
やはり努力ですよねぇ
私の所属するオケの子に読ませたいです
うちのオケは初心者でも受け入れちゃうんですけど
(団費も集まるので・・・)
練習してるの?って感じで困っています
音程はともかく、リズムが悪いから合わない合わない
定演も近いのに基礎固めくらい自分でやってきて!
思っても言えない自分もいますがw
暫くは納得いく合奏は出来なさそう・・・・
投稿情報: 浜っ子 | 2009-07-10 01:42
浜っ子さん こんにちは
あぁ、分かります。「その他大勢」で責任感を持たない人。アマチュアだから、楽しみでやってるんだから・・色々言い訳はありますが(^^)・・レベルの低い楽しみ、精神を欠いたアマチュア・・どうせなんでも良いなら他のことをやった方が人に迷惑をかけないから良さそう・・などと辛口になってしまいます(^^;;
具体的対策は、分奏練習をしたり、その中で1人1人に弾かせたりして自覚してもらうのが穏便ですね。
投稿情報: goshu | 2009-07-10 08:02
goshuさん
まさに!
責任感無さ過ぎです
家でひとりで弾くのでしたらいくら音程が悪かろうが
迷惑はかからないんですが
「合わせて奏でる」にはかなり基礎的な事が
出来ていないと無理ですね
参加する事で満足しちゃってるのかもしれませんが
このタイプの人はレッスンの課題、オケの曲
どれも中途半端で進歩が遅いですね
弾けなくて落ち込む事だけは一人前なので
タチが悪いです
投稿情報: 浜っ子 | 2009-07-10 22:14
浜っ子さん
まぁまぁ そうおっしゃらず(^^) 本番の時は音をなるべく出さず小さな音で弾いたふりだけするように、と教えてあげて下さい。それがコツ。それでも十分楽しめる筈です。というか、それが礼儀というもの、みんなそうしてますよね。(^^) これを「霞アンサンブル]というんですよね。
投稿情報: goshu | 2009-07-10 22:30