8月以来のレッスン。シューマンはおしまい。先生のピアノ伴奏で弾いてみました。後半の三連符の所ポジション移動を素早く正確に。これだけがポイント。音をよく聞いて正しい完璧な音程で。
さて、次は何にしますか?何でも良いですよ。ソナタがいいですか?小品はやらないんですよね。と聞かれたが、ベートーベンと言いつつ5番だと何の練習になるんだか、まぁ、古典派の音楽の作り方って所か・・それにソナタはチェロだけやっていても面白くない、ピアノと時々合わせられないと・・
ごちゃごちゃ相談?している内に、何となく3つの曲に、その中の1つでも2つでも
ブラームス「クラリネットトリオ」Clarinet Trio in a minor Op.114(この楽譜、Googleで調べるとプレビューとは言え第1楽章は全部チェロ譜を見られます。一寸便利)、これは先生がコンサートで弾く事になっていると言うことで一緒に勉強しますか?と言うわけですが、何を隠そうこの曲は昔から室内楽の中で一番やりたい曲(だけど難しいし相手がいない(^^;)) クラリネットではなくビオラの譜もあるので、ピオラ奏者なら紹介してくれるとのこと・・・う〜む、むらむら
色々なテクニックを身につけたい、色々な楽譜が読めるようになりたい、と言ったら、では、と持ち出されたのがこれ
パガニーニ「ロッシーニの主題による変奏曲」(モーゼ幻想曲)
こ、これですかぁ・・見ただけで弾けない気がするし、CD聴いても名人のやる曲でアマチュア立ち入り禁止って感じ・・だが、ベートーベンやりながらこの変奏曲を1つづつやっていくというのもありますよ、と勧められる。
終わりの部分はこう
無理だろうって言うのに挑戦しないと進歩はない理屈だから、この際、暇だし、いっちょやったろかと言う気がしてきた。勧める以上出来る見込みがあるのでしょうし(ほんとか)
さて、ブラームスとこれにするか、ベートーベンとこれにするか・・悩ましいがともかく、すっかりこの曲をやる気に・・
パガニーニとは、すごい曲をやりますね。
がんばってください。
ナヴァラのこの映像は大好きです。
とても軽妙で。
右手のテクニックは人間技とはおもえませんが(笑)。
投稿情報: たこすけ | 2009-10-08 12:16
たこすけさん、どうも
この曲の演奏は実に奏者によって別物。ジャンドロン、トルトゥリエ、フルニエ、それぞれの版が出ていますが、私が渡されたのはHenle版でジャンドロン校訂のもの。一番自然な感じ。
ま、それにしても何故かやることになってしまいました。最初の2,3日は、ハーモニックスが鳴らないので絶望的な感じがしていましたが、1音、2音、3音と段々鳴るようになって来ました。まぁ、2,3ヶ月やれば弾けるかな・・?? 後大問題はスピッカート、これは苦手なんですが、この際習得してしまいましょう(^_^) 後は速い「だけ」ですから、問題ない???でしょう(^_^)
何故か同時にもう1曲、ブラームスのトリオがなんたって素晴らしい。これがブラームスって感じ。晩年の作品群は本当に神様のご褒美みたい。
昔は難しいと思っていましたが、今弾くとそうでもない(弾くだけなら)と感じるのは、少しは成長したのでしょうか。
投稿情報: goshu | 2009-10-08 16:07