昨日高校時代の友人が訪ねてきた。四方山話に花が咲いたが、最近の人々の言葉の使い方がおかしい、と言うこともネタになった。
で、多くの人がおかしいと気づいているというか不快に思っているがいちいち注意しないで我慢しているだけ。どんどん蔓延しているようだから、少しは注意した方が良いかも。
前にも、「・・かな」、「・・してもらって良いですか」という言葉使いについて書いたことがあるけど、何故かどこから始まったか分からないが「・・でよろしかったでしょうか」というのが最近出回っているようだ。
断っておくが、誰も注意しないだけで不愉快に思っている。ある電気会社で社内研修で挨拶言葉を徹底訓練をしたら売上が増加したという話を聞いた。それくらい挨拶や言葉使いは重要である。ちなみに、間違った言葉を使う人と話すのはいかにも頭が悪そうで不愉快だから、そういうセールスの話はすぐに断ることにしている人も多いはずだ。
間違った言葉、語法の特徴は、文章が長くなること、まだるっこい言い方になる。的確な言葉を知らないため素人考え?でやたらにあいまいかつ丁寧そうな言葉を追加するためだ。問題は、特別な場所、条件での(例えば宮中での挨拶?とか)挨拶ではなく、ごく日常的な場面での語法が、それにふさわしくないと言うこと。その言い方自体は文法的に間違いとは言えないかもしれないが、そんな言い方普通しないよってこと。
多くは、目下の者(売り手)が目上のもの(買い手)に対して使う言葉に関する間違いが多い。こういう場合「謙譲語」を使うのが普通である。これは確かに難しいかもしれないがそんなに沢山の種類があるわけではないから覚えて使えば慣れだけ。
「・・してもらって良いですか」は「して頂けますか?」と言いましょう。前者は長ったらしいだけでどこにも謙譲語は入っていないから間違い。小学校で習ったでしょ?
「・・でよろしかったでしょうか」は通常使うのは奇異な言葉。良く耳にする場面では「・・ですか?」と普通に丁寧に言えば事足りる。次いで、相手の許しを得る際など時と場合で使って良いのは「・・でよろしいでしょうか」 バカの1つ覚えのように電話を掛けていきなり「○○様でよろしかったでしょうか」と言われると絶句する(^_^) これだけで電話を切りたくなる。なんでもかんでも長ったらしくすれば丁寧の格が上がるとでも思っているのだろうか。上司はどんな指導をしているのか、親は何を教育しているのか・・・。
使っている人間には悪意はないのだから、教えてあげなければかわいそうだ。
>で、多くの人がおかしいと気づいているというか不快に思っているが
>いちいち注意しないで我慢しているだけ。どんどん蔓延しているようだ
>から、少しは注意した方が良いかも。
不快に思っても若者や商業者の中で常識の範疇になりつつある言葉は存在します。
大勢に無勢。いつまでも「不快」なのは頭がカタイのではないでしょうか?
言葉は時代と共に変化します。古くからの言い回しが今も正しいとは限らない。
「受け入れる」ことも肝心ですよ。
注意などされたら「貴方のほうがおかしい」と不快感を露にして言われ兼ねない。
要は、誰の「不快感」を優先するか?ですね。お年寄りの不快感か若者の不快感か。
大勢に無勢。です。
あまりガンコだとチェロも伸び伸びと弾けないでしょう。
何事も温和に許容するのがチェリストの共通した長所です。
投稿情報: ムク | 2009-12-16 12:22
ムクさん こんにちは
どういう方か存じませんが、ただ一言。この話はチェロとは関係ありません。ついでに、「何事も穏和に許容する」というのが長所とも思いませんし(^_^)。
投稿情報: goshu | 2009-12-16 13:19