この所、倍賞千恵子さんのCDを立てつづけに3枚も買った(^_^)。「ハウルの動く城」の主題歌でかなり久しぶりでその歌声を聞いたのがきっかけで気になっていた。又、先日はシェリングのバイオリンによるベートーベンのバイオリン協奏曲も買った。バイオリニストは、やっぱりシェリングが最高。
別に何か基準があるわけではないけれど、色々聞いてみて、好きな音色、歌声は共通したものがあるなぁと思った。人それぞれ自分の好きな音や音楽というものがあるだろうから、どれが良いのかと比べることは意味がないと思うけど、もしも、同じような音の好みの人が集まってアンサンブルできたら最高に楽しいだろうな・・・。音の好みにはその人の価値観や美意識、性格などが反映されていると思う。楽器を練習して自分の求める音を追求するということは同時に自分を律する?ことにもなるかも。
まっすぐで澄んだ素直な音、抑制された自然なビブラート、細部にも注意の行き届いたコントロールされた美しさ、どこか禁欲的で感情に溺れない凛とした姿勢・・・
良い音を獲得するには長い時間がかかるのだろう。いまだに駄目とは言え、20年前に比べれば多少は進歩したところもあるかも・・だけど、それはほんの僅かでしかない・・もっと上手になりたいなぁ・・
>細部にも注意の行き届いたコントロールされた美しさ、どこか禁欲的で感情に溺れない凛とした姿勢・・・
興奮しやすくすぐに力が入ってしまう自分に反省・・・(^_^;)
投稿情報: たこすけ | 2012-03-05 09:49
たこすけさん おはようさん
いやぁ、たこすけさんには 力感というかそういう個性があるのでしょう。私には真似できない。
考えて見ると、私の好きな音って、あまり上手じゃない人が丁寧に弾いたときの音かも知れない。そこに原点があって、磨きをかけていく。技術的には完璧になっていくけど、技術に関心があるわけじゃない。俺はうまいんだ、と騒ぎ立てるような音とは縁がない。
投稿情報: goshu | 2012-03-05 10:29