年に1度くらいは、簡単な分解掃除。ネジを外すと黒くなっているので、KURE556で掃除。弓の摩擦する部分も汚れているので良く拭き取る。ちなみに、ネジの受け手の方は柔らかい真鍮製で、摩耗したら交換できる仕掛けになっている。つまり、この部分は傷みやすくメンテナンスが必要だと言うことが前提で作られている。
長い間使っているうちに、毛箱の金属や弓の接触部分、これらに汚れが溜まると、ここでストップがかかって、弓の毛が緩まずネジだけが空回り?するようになりかねない。親指の当たる部分にゴムなどをつけている場合は、毛が緩みにくいので、余計ネジがバカになりやすい。いくら回しても毛が張れない、緩まない・・等という場合は、この辺に問題が生じている。むかし、職人さんに、弓の毛箱のスライドする部分に硬い石鹸を塗ると良いとか教わったが、何もしないで、ただから拭きする方が(汚れがひどければ温めたタオルで拭く)良さそうだ。何かをつければそこに汚れが溜まる可能性がある。毛替えの時にひどければ職人さんがクリーニングしてくれるかも知れないししてくれないかも知れない。とりあえず、自分でチェックしよう。
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