今使っているCrownは細くて弾きやすい。けれど、D線は、ヤーガーやラーセンに比べると、音に張りが足りない感じがする。一般的にチェロのD線は音がこもりやすいので、張りの強い弦にする事が多いのですが、Crownのままで、何か工夫できないか・・そこで、弦の先端から巻かないで、ぎりぎり糸巻きの穴から出して、巻いてみた。すると、
なんということでしょう、音に張りが出て輝きが増したではありませんか!ついでにA線もやってみました。
カザルスの弦の巻き方もこんな感じだったと思いますが、どういう理屈でそうなるのか分からないけど、ともかく音は変わるのです。G線とC線とをペグを逆に巻くと言う「カザルス巻」というのもありますが、それは効果がある場合とない場合とがあり、私の楽器では芳しい効果はありませんでした。
チェロは、エンドピンやテールピース、エンドピンストッパーなどは変えれば勿論音が変わるし、テールピースのロープを変えても音が変わります。どの部分も音に影響を与えているのでしょう。しかし、弦の使わない部分の巻数?が変わるだけで音が変わるなんてどういう事なんでしょう。
ま、色んな工夫があるもので、試して見ると(お金もかからないし)良いかも、
そういえばそういう巻き方をしている方、たまに見ますね! それで音が変わるとは、驚きです。今度試してみようかなぁ(上手そうに見えるかだらしなく見えるかは腕次第ですね 笑)。
ところで「なんということでしょう」のくだりは「ビフォーアフター」を意識してるんでしょうか?(笑)
投稿情報: まかべ | 2013-01-31 17:57
ビフォーアフター、分かって戴いて嬉しいです(^_^) 飛び出した弦に何か飾りをつけたらよいのではと考え中。
投稿情報: goshu | 2013-01-31 20:02
私の師匠は余った弦をニッパーで切り落としていますので私もそうしています。スッキリして良いです。
投稿情報: ダンベルドア | 2013-01-31 20:44
ダンベルドアさん、こんばんは
ニッパーで切るなんて、そりゃ取り返しがつかないではありませんか(^_^) 先端にリボンをつけるとか、なんか、「どかべん」に似たような人がいたような・・・
投稿情報: goshu | 2013-01-31 23:29