昨日は家族サービスで横須賀へ。横須賀と言えば、日露戦争当時の連合艦隊旗艦、戦艦三笠だ。
横須賀に来るのは50数年ぶり。最初は知り合いのおじさんに連れられて、防波堤でアジ釣りをした。次いで、中学の頃、友達とサイクリングで来てこの三笠に乗った。
この頃のことはよく覚えている。艦長室のアンティックな造りがとても印象的だった。館内は、日露戦争、日本海海戦のことが詳しく興味深く展示されていておもしろい。大国ロシアに対し「皇国の興廃この一戦にあり」そして史上まれに見る完全勝利、国威発揚にこれ以上のものはないだろう。自民党のおじいさんたちが(戦争を知らないはずのその孫たち、アベとかアソーとかも)この時代に憧れるのもよく分かる。戦争をするのに民主主義は邪魔だ。だけど、権力に逆らうものは皆テロだというのもなんかなぁ・・
それはともかく、子供の頃は、釣りをして三笠に乗っただけだったが、大人になると町歩きに食べ歩きが定番だ。
横須賀と言えば、「海軍カレー」と言うことになるので、早速元祖海軍カレーの店を探した。
これだ。「ホテルニューヨコスカ」の横。京急線横須賀中央駅から下ってくると「どぶ板通り」の入り口にある。
店内も変わっている。
名物の「海軍カレー」はこれ、ミルクとサラダがついて750円。昔ながらの色と味。「ろくさん亭のまかないカレー」というレトルトカレーもこんな色、似た味だが、こっちの方がこくがあっておいしい。私は名物がまずいといけないので、海老カレーを注文したが、大ぶりの海老で、こちらもおいしかった。(ただし、サラダはだめと妻が言っていた)
ついで、横須賀と言えば通称「どぶ板通り」
米軍のヘイタイさんたちのためのバーとかが昔はひしめいていたのだろう。今でも名残がある。
三笠公園に行く途中に印象的だった木があった。「ナンキンハゼ」と書いてあった。中国産の木で、桂の葉に似ていて、紅葉のグラデーションが美しい、どこかで入手して庭に植えたい。
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