今日は、ほぼ隔月で行われるホスピスでの音楽ボランティアに参加。午前中は、都内のスタジオで初めて全員そろっての練習。メンバーの編曲の物がほとんどなので、音符の間違いがあったりして修正したり、演奏時間をチェックしたり・・
1、「あまちゃん」オープニングテーマ(Pf+Vn+Vc+ピアニカ)
2、雨のち晴レルヤ(Pf + Vo)
3、北の国から〜渡る世間は鬼ばかりメドレー(Vn+Vc+Pf)
4、また君に恋してる(Vn+Pf+Vo)
5、愛燦燦(弦四+Pf+Vo)
6、ハナミズキ(Vn+Pf+Vo)
7、ラデッキー行進曲(ピアノ連弾)
8、花は咲く(弦四+Pf+Vo)
9、故郷(Vn+Pf+Vo)
10、上を向いて歩こう(弦四+Pf+Vo)
演奏前、看護婦さんが打ち合わせに。今回は十数人が聴きに来られるとのこと。これない人も病室でドアを開けておいて聴けるようになっている。生の演奏は良いと皆さんが言っている。コンサートの時に家族と一緒に写真を撮ったりしているが、人生最後の日々の中の貴重な想い出の一コマ。それが生前最後の写真になることも多い。それだけ楽しみにしている、とのこと。
というわけで、病棟内の廊下の一角に作られた小さなサロンに、ベッドのままの方や車いすに乗った方、付き添いの家族の方などぎっしり集まって最後まで聴いていただいた。
「北の国から」の頃から、皆さんの顔つきがすっかり変わって柔和に生き生きとそして真剣に聴いていただいていたらしい。(演奏に参加していないメンバーがそう言っていた)「北の国から」の後、涙を流している方もいたし、終演後、何人もの方が泣いていた。特に車いすの1人の女性は、立ち去りがたいように泣きながら「ありがとう」と言っておられた。
控え室で、患者さんのおやつのぜんざいとイチゴ、小さなドリンクをいただきながら、反省会?何人も泣いている方がいたが、決して演奏が良かったからではない。選曲が大きくて、それぞれの人に懐かしい想い出やそういうものがあって、それに触れるそういうきっかけになっている。そういうお手伝いをしているだけ。それと、やっぱり演奏する気持ちが大切。老人施設などの演奏会とは違って、ずっと真剣に聴いておられるようで、私たちももっと練習して良い演奏をしたいと心から思うのだった。
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