今年の紅葉はきれいじゃないとか言う人もいるが、そんなことはない。もう飽きたと言う人もいるかも知れないが、いっぱい写真撮ったので・・。これは天龍寺宝厳院山門付近から。この後、妙心寺の退蔵院にも寄ったが見事な紅葉だった。京都は様々なポイントがあるので、良くないところもあれば良いところもある、ということ。
嵐山で昼食となれば、並んでも食べたい「よしむら」の蕎麦。桂川と渡月橋を窓いっぱいに見下ろす絶景と、丁寧に作られた蕎麦とサービスの良さに満足。
並ぶと言えば、出町柳の駅のそば、「ふたば」の豆餅、店の前は7重にも折り重なって行列ができていて途絶えることがない。
ついでだから、妙心寺の仏殿の前に書かれた文章もアップしておこう。至極真っ当な意見と思うのだが。
パリでのテロの後、フランスでは極右政党が勢力を広げているらしい。日本でもそうだが、危機に不安を感じ恐れを感じれば合理的な判断力を失ってあらぬ方向に突っ走る。あるいは意図的に権力者が不安を煽り、国民を意のままに操ろうとする。危険な時代だ。何が正しく何が間違っていると思うかは、様々な条件で違う答えが出る。しかし、それが何であれ、最低限守るべき人間の原則は、どうあっても人は殺さない、と言うことだろう。テロは間違っているが戦争は正しいなんてことはないし、何が原因かといえばただ因果応報ということだろう。どこの国の、誰が、どうのではなく、そもそも人間というのはどれだけ愚かなものか、と言うところから出発しないと駄目なのではないだろうか・・・。
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