冬の間、鳥にえさをやっている。朝から沢山の鳥がヒマワリの種を食べにやってくる。シジュウカラやヤマガラ、カワラヒワ、アカゲラもリスも、イカル、それに夜にはおこぼれちょうだいで野ウサギも来ているようだ。
ところが、それぞれの種類によってその習性は様々でおもしろい。が、どうしても好きになれない性格の鳥がいる。
それは、カワラヒワだ。元々、この鳥はこの周辺ではそれほど見かけない。シジュウカラ、ヤマガラ、コガラ、ゴジュウカラなどのカラ類が多かった。餌をやるようになってから、カワラヒワが登場するようになった。シジュウカラはくちばしがそれほど強い訳ではないので、えさ籠から1つ種を加えると、すぐ別の枝に移って、そこで、えさを足にはさんでついばんで食べる。ところが、カワラヒワは、くちばしが強いので、かごに入ったまま、次々とえさを食べられる。遠慮がない、他の人のことを考えない。なお、悪いことに、食べもしないのに、その場に居続け近寄ってくるシジュウカラなどを威嚇する。ただし、カラ類の中でもヤマガラは人になつきやすく鷹揚な性格だから、カワラヒワがウ〜などと威嚇してもあんた何やってんのてな感じで頓着しないで寄ってくるからカワラヒワもすごすごと引き下がる。
ともかく、我が家ではカワラヒワの人気はすこぶる悪い。沢山食べたいなら食べるのは良い、しかし、食べもしないのに、そこに居座って他人の邪魔をするのは許せない。
考えてみたらそういう人間は時々いる。もちろん山中湖にもいるいる。そういう人間のカッコウの餌食になっているのが、昨今の「IT」だ。ホームページを作ったら面白くなるのは良いが、そして田舎では少しできたら鼻高々になるのかも知れないが(私から見るとずいぶんと基本を外したお粗末な物だが)、それは自分のページで頑張って欲しい。公のサイトを、俺が得意だ、やらせろ、と口も出し手も出して、しかし、見識のなさが災いして一向に更新もされないし、魅力的にもならない。周りも馬鹿ではないから、このままではちょっと、と思うが、決して担当を譲らない。ITとやらが盛んになったのは良いが、そういういい加減なにわかデザイナーやえせクリエイーターなんかがさぞ増えていることだろう。やってみたいこととできることには大きなギャップがある。それに、公のことに関わるには、できるできないの以前に、その人物が公のことに関われるのかどうかが肝心。やっぱり、簡単なことでもそれなりの見識、献身が必要だ。
そういう人どこにも居ますね。
まあ、相手にしないのが一番だけど、全く放っておくと余計に頭に乗るからたちが悪いんだなぁ。(笑
我が庭の自然界では、カワラヒワに少し遅れてイカルが出てくるので、カワラヒワもそれほど傍若無人は出来ないみたいですよ。
性格的にはイカルの方が大人しいらしいけれど、体の大きさとあのクチバシにはカワラヒワも一目置かざるを得ないらしいです。
投稿情報: くまぱぱ | 2005-02-21 14:35
カケスとかイカルとかは身近に見るには大きすぎますね。小鳥じゃないですね。私としましては、やっぱりヤマガラが性格的にあいますねぇ。喧嘩もしない、びくびくもしない、皆さんなんかあったんすかぁ、と悠然とマイペース、いいなぁ あれ
投稿情報: goshu | 2005-02-21 20:00
昔の日本はスズメよりイカルの方が多かったらしいですね。
奈良の斑鳩というのはイカルがたくさん居たから付けられた地名らしいです。
投稿情報: くまぱぱ | 2005-02-21 21:58