チェロレッスン-7

　今日は朝から雨。この2日間ほどチェロが弾けなかったので、何だか練習したことが振り出しに戻っている感じ。とりあえず、１回、さらってから出発。
　実は、ドッツァウアーをやるようになってから、左手が痛い。練習が終わると楽器を下に下ろすのも持っていて痛いと言う感じ。もう2週間になるが最初に痛めてから、休まず練習しているのでいつまでたっても直らない。原因は、急に時間ができて1日4時間もやったりしたせいか、姿勢が悪いのか、どうやら、原因は、その内容が問題だったようだ。

　今日もレッスンは、丁寧にみていただいたので、1時間以上だったが、終わってみると手の痛みは殆どない。うまいことストレッチしたような感じ。本当は、先回のドッツァウアーの宿題は、15番と18番だったのだが、素直でないマイペースの生徒は、20番がストレッチに良いので、こっちを先にやらせて下さい、などと言ってまだレッスンを受けていない20番からいきなり弾いた。
　Allegroとなっているが、早く弾くと音程がいい加減になるので、とかいってAndante位で弾く（しかし、イヤな生徒だなぁ）。しかし、この20番は快適だ。かっちりした感じで、礼儀正しく、簡単。やっぱ最初はこうでなくちゃ・・

　さて、それから、15番と18番。やり直しレッスン。問題点多発(^_^;)　

　まだ、３の指が十分広がっていない。その原因の１つに、左指が弦に対して丸く立ちすぎ、指の先端部分で弦を押さえると、その形で指を広げることに無理があるのではないか。そこで、また抗弁。「（そんなこと言っても）隣の弦に指が触らないようにする練習かと思いましたが・・」いえ、指は弦に触っていてもいいですよ。「（だって）先回、指がバタバタすると言われたので、特に下降する際4つの指を一遍に押さえるようにしたら、隣の弦を弾く時触ってしまうとまずいと思って・・・」それは指の形は変えないでヒジを少しだけ上げれば大丈夫・・・あっほんとだ・・・以下聞き苦しいので省略(^_^;)

　ドッツァウアーを始めてから、左手が痛くなった原因は、力を入れ過ぎて拡張ポジションばかりいきなり長時間練習したためだったらしい。親指の脱力、重さの配分移動、4の指を強く押さえたまま1の指を伸ばす動作をするのではなく2の指を意識して移動すること・・・ついでに、歯を食いしばって弾かないように・・優しく笑顔で練習したらどうですか？とも

　クレンゲルのコンチェルティーノの第1楽章。1の指を半音ずらして早く弾く部分。半音であっても素早い動作が必要。「えいやっとやるんですね」えぇ、まぁ（どうやらプロはえいやっと気合いを入れてポジション移動なんかしないらしい）アマチュアの方が気合いが入ってるのか（えらくない）

　普通は？まぁよいことにして次に進んだりする場合もあるらしいが、どうしますか？と聞かれた。この辺が微妙だ(^^)　いや、アマチュアだからこんなもんだろうと言う風に先に先に進む先生もいるようですが、私は上手になりたいんです。（ゴーシュに出てくるカッコウのせりふみたいだ）だったら、この曲で練習するつもりで、もっと音程もちゃんとしてもっと早く弾けるようにならないと・・・じゃぁそうしましょう　でもそれはライフスタイルに合わせれば良いことですから（と、訳の分かんないことを言われる、悩むんだなぁそういう言われ方って(^^)）・・・等々丁々発止の？神経戦の後、第1楽章をもう1度、それから第2楽章、ドッツァウアーももう1度、もっと速く、と言うのが宿題。
　そうそう、問題の音程は、ゆっくりやれば良いと言うわけではなく、ゆっくりやることで力が入りすぎて指が開かないということもある。速く弾くことで脱力ができそれで音程が取れると言うこともある・・・ということだ、両方やって行かなくてはいけないと言うことだろう。

　しかし、練習は楽しいな（先生はいやがっているかも・・・）

Comments

[投稿情報: yuimin]

goshuさん、こんばんは。
ドッツァウアーの2番を練習しているのですが、わたしも左手が痛くなってしまいます。ｇｏｓｈｕさんと反対で、指が寝てしまいがちなんです。それじゃあ、輪郭のはっきりしたしっかりした音は出せないようなので、いま矯正中です。指を寝かせがちでも、拡張の形でちゃんと開ききれないですし、自然な手の形で弾くというのって、ムズカシイなぁと思っています。脱力も。つい力がはいって、歯をくいしばってます（笑）

[投稿情報: goshu]

ドッツァウアーの2番て実は飛ばしてしまいました。(^_^;)　4番は昔、シュレーダーの教本に載っていてお気に入りでした。
先日のレッスンで、手が痛くなったって事は問題点が明るみに出たって事だから、逆に生かせば、そうならないように練習してみたら。力を抜いて、笑って演奏する（歯を食いしばらない(^^)）・・・と言われました。それで、軽々と演奏してる振りしたり、ヨーヨーマみたいに少し背中を反り気味にして、前かがみに楽器に覆い被さらないようにしたり、軽妙に弾く振りしたりしています。それから、小指に問題があるので、小指を助ける構えをしてみたらどうかとも。痛さの方はだいぶ改善されました。まだですが。毎日少しづつ練習しないと元の木阿弥になってしまう。