5年に1度行われるショパンコンクール、優勝したのは、地元ポーランド期待のラファウ・ブレハチさん(20)で、2位はなく、3位には、韓国の兄弟ピアニスト、4位に日本人が2人並んで入賞・・とのこと
オリンピックも大変だけど、こっちはもっと大変。でも・・
コンクールでは時々、1位無しの2位とかが出てくるが、オリンピックでは金メダルなしの銀メダルなんてものはない。
潔くないというか、権威主義というか、お姫さまの相手選びでも、あちこちから人を集め命がけで競わせ、1位のものにその栄冠を!と言っておきながら、気に入らないと、1位はなかった、2位はなかったと言う事にするのだろうか。そんなばなな
では、2位の絶対的条件と言うものがフェアにオープンにされているのだろうか。5年に1度のわずかなチャンスに沢山の人が挑戦し、その中から最高のものが1位になるのが当たり前。その次が2位だ。小学生でも分かる。5年に1度と言うことだけでも相当なフィルターがかかっている筈だ。どうしても1位には出来ないというなら、20年前の1位と比較しても明らかに至らなかったと本人が納得できる理由があるだろうか。審査員の卓越した芸術的主観だというなら、その審査員は100年も同じ高い聴力と感性を保って均一の基準を保って生き続けている人なのか。つまり神様か。見ているほうは面白いが、出場者たちはやりきれない思いだろう。
まぁ、関係ないからどうでも良いけど、でも、所詮、コンクールなんてありがたがるのはクラシックの音楽界だけかも。ちょうど良いタイミングの若い時にコンクールにでられて運良く賞をとれば、それで一生の格付けが決まる、一生涯どこに行っても○○コンクール第2位とか看板背負っていられる、と言うのも不思議な話。ジャズの世界ではそんなことはないだろう。
2位なし、というのはちょっとびっくりですね。
1位なし、は権威を守るためだとか、理解のしようがありますが。
まあ若い人の目標であり登竜門であり、スター演奏家を生む仕掛けとしてのコンクールの意義はあるような気がします。
クラシック演奏家のプロフィールを見ていると、「○○コンクール○位」はまだわかるのですが、「○○○○に師事」と、習った先生の名を有難がる傾向が強いですよね。むしろそちらのほうがちょっと閉鎖性を感じます。
投稿情報: yoshi | 2005-10-22 11:54
yoshiさん こんにちは
そうそう、○○に師事ッて何なの、と思うけど皆そう書く。まぁ音楽の楽歴と言うわけですね。一節によれば権威主義というのではなくて、その人の音楽の傾向、どんな流派、どんな音楽的伝統の下にあるかなどがある程度わかると言うこと。そういうのもなくて、聞きに来て下さいといっても絵のように見本を見せることも出来ないし音楽は聞かないと分からないから。どんな感じかを知らせるということらしい。でも、それなら習った先生全部でなく、自分で取捨選択して掲載すべきですね。もっと端的に音楽のモットーでも自己紹介したほうが良い。
それより、「チェリストに30の質問」みたいのに答えるのが一番良いかもぉ(^^)
投稿情報: goshu | 2005-10-22 12:12
わたしも、前のおふたりのご意見に同感。。
自分でも、ちよっと珍しい楽器の演奏会を開くのだが、わたしは、プロフィールに、どんな感じに自分の音、自分の楽器に対する思いがあるかをコメントしたものにしています。。
というより、いっぱい書く経歴というか、そんなもんがないもんで。。(^^;)
けれど、やはり演奏家の経歴って、前々から思っていたことなんですけれども、『何々に師事』っていうところに疑問を感じてはいましたねぇ。。
コンクールもそれはそれで、その方の履歴にもなるのですけれども、『何々に師事』っていうのズラズラ書かれても。。1回しかレッスン受けてなくても、師事なのかも~~っっなんて思ってしまったりもします。。(笑)
要は、だれか偉い先生に師事したとしても、『自分の音』や『自分のスタイル』がある人のほうが、ずっと魅力的だと思いますが。。
というよりも、生で聴いたその人の音楽そのものが、一番であって、コンクール何番や、誰々師事という文字に書かれたことよりも、心に響く、いい演奏を聴かせてくれることが一番大切なのでは。。
投稿情報: あやりん | 2005-11-06 23:33