ドッツァウアーの22番やクレンゲルのコンチェルティーノを練習中だが上滑りしたような音なので、思い返して、ドッツァウアーの最初から見て見ると、この6番の練習曲がとても役立つことが分かった。弓の先だけ使ってアップボウからゆっくりしっかりした音で弾き始める。
これは基本的な大事な練習、筋トレ。22番の練習曲の前に6番を2,3回(現状では途中3回休まないと弾けない)弾いてから、練習するほうが22番を5回練習するより効果的。
先生も言っていたが、基礎をしっかりやるほうが、曲をどんどん進めるより早道というのもうなづける。
アンドレ・ナバラの生徒は、レッスンの時にこうした弓先のエチュードとスケールを何度もやらされたとか。突然、これを聞かせろ、というふうに、退屈で辛いエチュードを点検されるので、日常的にやっておかないといけなかったそうだ。
プロを目指す人でもさぼったらいけない練習と言うこと。
アマチュアのへたっぴなんかは、絶対にやらなかったら駄目、ということだろう。
というわけで、ドッツァウアーなんか半年で終わってやる、つもりだったのがどんどん後退して行く(^_^;)
初心に帰って、初心者よりしっかり練習しよう(^^)
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