書道教室の先輩の方に、書道ってどれくらいで一通りのことが出来るようになるんでしょう。楽器なら,3年やれば、ま、内輪の家族相手に一応演奏ができるようになるけど・・と聞いたら。どれくらいやるかにもよるけど・・10年、とあっさり言われました(^^;)
寿司職人は握り10年、園芸では水やり3年(ただ植物に水をどれくらいやるかが分かるまで)と言いますが、書道は大変なんですね。10年で初級卒業?それに比べると(って簡単に比較はできませんが)楽器はとりあえず3年ちゃんと練習したらそれなりに楽しめるようになります。5年もたてばオケやアンサンブルでもメンバーとしてやっていけるでしょう。
別の方に、どうすればうまくなるか聞いたら,ひたすらお手本を見て,よく見て真似る,とのこと。 そうそう、いくら個性とかその人らしさとかって言っても、誰も理解できないような個性(社会にもまれない個性)や、程度の低い、洗練されないその人らしさなんて意味がありません。少なくとも修行の過程では。
10年は長いようでそれほどでもない。少しづつ勉強していきましょう。先日も教室で上手な方の持っていた本を見せてもらいましたが,素晴らしい書が載っていました。そう言うものも見られただけでもやっている甲斐があるというもの。上手な人は,そう言う書を見てそれがどの様に書かれたかを一生懸命想像するらしい。「ここは,こう、すっと筆を上げてるでしょ。ここは左官屋の壁塗りみたいに動かす・・・」そういうことを研究しながらひたすらお手本を真似る。周りの余計な事は考えず,ひたすら精進する、私はこういうのが好き。
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