アメリカから輸入したハープ型のテールピースに装着するため、テールガットの研究をして来たのだったが、今日やっとその新しいテールピースを装着してみた。張りがあって高次倍音が豊か・・なのだが、それにウルフトーンも大幅に消えたが、元々と言うかこれまで親しんできた音色が消えたような気がした。確かに低音は大きな音になった気もするが、私好みの音が霞んでしまっては、つまらない。試しに、前のテールピースを改めて見ると、硬い黒檀を思った以上に見事に全面掘り抜いてある。計ってみると52gしかない。他のテールピースはプラスチック製でも76g程度はあるのだから、段違いに軽い。ハープ型のは90g近くある。
やっぱり、これで完成形なのだろう。というわけで、すぐにこの前のテールピースに戻した。(つまり7/31の状態 A線のみネジをつけ後はなし)音色が帰ってきた。高い買い物で、かなり膨大な時間も費やしたが、素晴らしさを再確認できたと言うことで得心がいった。これは全て気のせいかも知れない(^_^) しかし、「気のせい」が肝心だ。
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