A線1本だけで弾くパガニーニのモーゼ幻想曲は練習していてとても楽しい曲だ。・・まだ、練習しているのかと思った方は素晴らしい記憶力。なにしろ、9年前から度々このブログに登場している曲だ(^^;)
最初に登場したのは、2009年10月「チェロレッスン38」
同年10月「パガニーニに挑戦中」
、同年12月「チェロレッスン39」
2010年には、内輪のコンサートで暗譜で弾いたけれど、それでは終われない(^_^)
2014年にもまだ、「改善したいこと」としてパガニーニだ。
まだまだ沢山ある。ブログ内検索でパガニーニと入力すると沢山出てくる。この曲を練習している人には参考になることもあるかも。
シューマンやシューベルトを練習していると帯状疱疹みたいに神経がチクチクする感じがあるが,この曲は、どんなに難しくても曲自体が開放的で楽しい。健康的だ。今見てみると何故こんなにこの曲の事ばかり書いているのかわからない(^_^)
この曲は、歳のせいもあり毎日のようにさらっていないとすぐ弾けなくなる。けれど、時間の経過と共に,少しずつ弾ける所、鳴らなかった音が鳴るようになったりする所が増えてくる。それがハッキリ分かるのが楽しい所。だから、9年前より今の方が進歩しているのが分かる。難所は色々あるが特に私が難しいのは、27小節目のダウンボーでのスラースタッカートで弾くハーモニックスだ。先生は太いしっかりした音で素早くクックッと弾いていた。こういうのは常人の技ではないから特別の訓練がいると思う。
むかし、高齢になったら段々弾けなくなる、せいぜい65歳くらいまででそれ以上は進歩しないだろうと思っていたが、現在ついに70歳、まだまだやればやるだけ進歩すると思う。喜寿の頃には完璧に弾いていたいもの。(ほんとか)
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