最近チェロの調子が良い。音がハッキリして良く鳴る。どうしてかというと、松脂を新品にしたせいだろう。10年以上使っていたラーセンの松脂を大分前に落として2つに割ってしまい、もったいないのでアルコールでくっつけて使っていたのだが,表面が凸凹していて,どうも塗りにムラがある気がして,思い切ってたった3000円も払って新品を購入したのだ。それから調子が良い。もっと早く買うべきだった。
楽器がどうの弓がどうのと言うけど,第一番に松脂の影響は大きい。どんな良い楽器でも弓でも、松脂がなければ音が鳴らないのだから。松脂も色々あるけれど,私はラーセン派。所で松脂の付け方については、人により全く考え方というか習慣が違う。殆ど付けないという人もいれば,毎回きちんと付けると言う人もいる。付け方も人それぞれの流儀がある。弓元3回、中1回で弓先3回を3度繰り返すと言う人もいるし、松脂を動かす人、弓を動かす人・・どれが理にかなっているのか正しいのか,全く分からない。先生から習った事もないし,皆てきとーにやっている作業だろう。有名な某チェリストは、松脂を沢山付けすぎで,駒の周りが真っ白、弓も真っ白で、掃除しないのか!という感じ、よい子は真似してはいけないパターン。
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