ゆるゆるボーイングの練習とその後アリオーソを弾くとき、注意していること。右手は長い腕だと感じること。肩甲骨の裏側、背骨からつながっている長い腕の先っぽに弓があると言う感覚。
先日、年に1度のチェロの会がありました。プロの方も参加して下さって、皆で演奏したりレッスンを受けたりして、今回も沢山の事を教わりましたが、ボーイング、弓の返しなどについて「何もしない」と言ってらっしゃいましたが、反抗するつもりはありませんが、私はプロの方の何もしないとか、力を抜く、重みで弾く、などという言葉は信用していないのです。というか、いつもいつもそう心がけるようにはしているので、それなりに進歩もしているつもりですが、練習としてはそれでどういう練習をするのかは見えてきません。
先日NHKテレビで漆かき用のかんなを作っている日本最後の職人が取り上げられていた。最近、市の公募で跡継ぎ候補の青年が弟子入りした。が、ただ作業を見させるだけで何も言わない,教えない。その理由を親方は「言葉で教えると分かった気になってしまう」という。技は見て盗むもの、自分で関心を持ち、問いを持って、親方の作業の一部始終を神経を使ってみなければ、技が自分のものにならない、技を習得できないということだ。
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