私の所属するオーケストラの本番がこの1週間で3回ある。楽屋でチェロパートの1人、85歳のTさんが、おばさん(103才)の葬儀で最初の2回は欠席という話から、もうじき金婚式だという人が何人かいるのが分かった。・・というくらい年寄りばかりのオーケストラだ。チェロパートは、もう1人の男性も80才だから私が64才で最年少。(チェロを弾いていると長生きできるのか)。
それはともかく、誰でも歳をとるし、誰でも気がつかないうちに老人の仲間入りをする。歳をとると未来より過去の記憶の中に生きていくことが増える。今の価値は過去の記憶の中に発見をして生まれることがある。歴史と同じで過去は単なる想い出ではない。・・長く連れ添った夫婦に捧げる歌。
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