やっと選挙が終わった。党利党略と言うより私利私欲による解散総選挙。ずっと前から思っているのだが、政治家という物は必要なのだろうか。政治解説者や評論家はいくらいても良いし有益だろうけれど、意思決定をするのはあくまで国民だ。人に任せる必要はない。これまで便宜的には議員が必要と言うことだったろうが、交通手段と通信手段がこれだけ進歩した現代で、代議員による間接民主主義の政治なんて物が民主主義の唯一の方法だろうか。
私はとっくに不在者投票を済ませてあるが、私の投票行動は50年近くいつも同じ。時の状況・政策なんて殆ど関係ない。殆どの場合官僚が政策は決めているのだし、プロフェッショナルな集団で、概ね個人の思想や利得に惑わされず実務的で穏便妥当な方向に修練されると思う。無教養で人気取りだけが目当ての政治屋よりよほど信頼出来る。そこに国民の意思をどう反映させるかの役目を担うのが(本来は直接民主制を目指すべきだがとりあえず)政治家だと思う。主権在民である。中学の時図書館で読んだ日本国憲法に感動して、日本はなんて良い国なんだろうと思った。ところが、この国の為政者はどうも民主主義を理解していないし、むしろ(基本的人権すら)否定するものさえいるようだ。だから、この国に本当に民主主義を定着させる為に投票する。
これまでの時事問題についてまとめたものはこちら
このところ、信じられないような現実の話が世界中から聞こえてきます。その中の1つは、難民の話です。遠い国の話のようですが、何とか出来ることはないかと考えている人のために、1つの方法です。
NGO「難民を助ける会」の活動にご協力ください。
4種類の調査報告書は以下で参照できます。
■福島原発事故独立検証委員会(民間事故調)
(2012年3月11日より発売中)
http://rebuildjpn.org/fukushima/report
■東京電力「福島原子力事故調査報告書 」
(最終報告書:平成24年6月20日)
http://www.tepco.co.jp/nu/fukushima-np/interim/index-j.html
■東京電力福島原子力発電所事故調査委員会(国会事故調)
(2012年7月5日に国会へ提出)
http://naiic.go.jp/report/
■東京電力福島原子力発電所における事故調査・検証委員会(政府事故調)
(最終報告書2012年07月23日)
http://icanps.go.jp/
昨日ニュースステーションに出ていた自民党の総裁候補のある代議士が、原発再稼働についてどう考えるかと問われて、「私は専門家じゃないから、安全規制委員会を作ってそこで専門家の意見を云々」「私は、だから、専門家じゃないから・・」と盛んに元気よく喋っていた。
現在の日本の政治は知る限り最低だ。これほどまでに民意を裏切って、官僚が力を持ちマスコミから政治から全てを露骨に統治したことはないだろう。大震災直前からはっきりと分かったことだ。これほどまでに自らの利権にのみ目が向き、健全な常識も良識も理性も失うとは理解しがたい。
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